衝撃電圧印加試験・せん絡試験を模擬的に実行
概要
高圧用電力機器及び電力ケーブルのサージテストに先立って行われる各種の模擬試験に使用できます。
電力ケーブル等の大容量負荷に対する試験が可能なシステムです。
衝撃電圧印加試験、せん絡試験、大容量負荷に対する試験も可能。
30年程前の計測器を機能はそのままでシステム構成を一新いたしました。
特長
- 最大100Vppでパルス幅5us~400usのサージ波形を出力可能
- 新機能として、「ソフトウェア制御時定数調整」「タッチパネル採用」「時定数設定保存可能」
用途
- 高圧用電力機器及び電力ケーブルのサージテストに先立って行われる各種の模擬試験
- 衝撃電圧印加試験、せん絡試験
- 大容量負荷に対する試験
システム構成
- タッチパネルPC ※
- リレー制御用DIOモジュール ※
- マルチファンクションDAQ ※
- 可変高圧電源
- 電力増幅回路
※NI社製
仕様
【本体主要構成品リスト】
【機能仕様】
➣NATURALモード(通常の負荷を接続してサージ波形を印加する場合)
- 出力ピーク電圧: -30V~-100V
- 繰り返し周波数: 25Hz/30Hz ※電源周波数の半分
- 波形調整方式: RC時定数調整
➣Low Impedanceモード(大容量負荷を接続してサージ波形を印加する場合)
- 出力ピーク電圧: -15V~-50V
- 最大出力電流: 10A
➣Chop機能(NATURAL時に有効)
- チョップ位置調整幅: 5us~200us
- 最大チョップ電圧: 最大200Vp-0