社員リレーブログVol.19 委員会活動紹介 第1回 ~広報委員会・標準化委員会~
はじめに
皆様こんにちは。中央電機計器製作所(以下 CEW)です。
前回までの社員リレーブログプロジェクトでは、CEWが取り組むSDGsの活動についてフォーカスしてお話して
参りました。今回からはテーマが変わり、「CEWの委員会活動」について今後3回にわたって公開していきます。
どの委員会も、社内で着実に大きな変革を起こしています。それぞれの活動内容を委員会毎にフォーカスして
紹介していきます!活動の雰囲気もお伝えしますのでお楽しみに♪
委員会とは
まずCEWには6つの委員会活動があり、各委員会それぞれが異なる活動をしています。
基本的に1年単位で活動を実施し、例年4月に委員長を含むメンバーの顔ぶれが変わります。1つの委員会につき、
様々な部門から性別・国籍・年齢問わず約4~6名のメンバーが選出され、そのメンバーで協力して運営します。
入社後2年目~3年目の若手でも委員長になれるので、プロジェクト進行の経験ができ、企画力やリーダーシップを鍛えられます。また、活動は業務時間内で実施するので、普段携わる業務に影響しないように進行する計画力・推進力も高められます。
委員会の種類と目的は画像の通りです。メンバーが変わっても大きな目的は引き継がれていきます。
…こう書くと堅苦しく難しそうですが、委員会活動は普段一緒に仕事をする機会の少ない社員とざっくばらんに
話す機会でもあり、コミュニケーションのキッカケになっています。また、年末に社内で行われる授賞式の表彰には
委員会賞もあり、毎年1つの委員会がその年の実績を表彰されます。選ばれると賞状と豪華副賞が貰えます。
少し前置きが長くなりましたが、今回のブログでは広報委員会、標準化委員会の2つの委員会を紹介していきたいと思います!
広報委員会について
広報委員会は、社内外へ積極的に情報を発信する委員会です。CEWについて多くの人に知って頂くのみならず、
社員にも会社のトピックスを共有すべくYouTubeやSNSを更新中です。ちゅおっす!という口癖でおなじみの(?)
CEWマスコットキャラクター、ちゅうでんちゃんと一緒に活動しています。
今回はそんな広報委員会の活動をいくつかご紹介します。
・会社紹介、社員インタビュー等の動画撮影
広報委員会では、社員インタビューや会社紹介の動画を社内で企画から撮影、編集、投稿まで一貫して
行っています。公開に向けて、具体的には委員会内でその都度実施したいプロジェクトを話し合い、
協力者への依頼や機材等の調整を行い撮影・編集を実施するといった段階を経て製作が進みます。
どの委員会でも同じですが、自分とは異なる部署の社員と気軽な雰囲気で意見交換ができます。
会議では各々、営業の目線、技術者の目線、採用の目線など所属部署ならではの目線で意見を
出し合って完成を目指します。これまでにも広報委員会では、会社の概要や代表者の挨拶を1分程度にまとめた
会社紹介動画や、主に就職活動中の学生の皆様に向けた座談会形式の社員インタビュー動画を撮影、
YouTubeで公開しました。
・SNS(Facebook、X(旧Twitter))の運営
YouTubeの他にも、FacebookやX(旧Twitter)を運営しているのも広報委員会です。新製品情報や登壇セミナー、
他にも合同企業説明会のお知らせまで、都度更新しています。なお、X(旧Twitter)では真面目な話ばかりではなく、
社員から頂いたお土産の話から新入社員歓迎会の様子まで投稿しています。また、インターンシップでCEWに
実習に来て頂いた学生の方にその日の体験を書いて頂いた事もあります。余談ですがX(旧Twitter)のヘッダーには
やたらとハイテンションなちゅうでんちゃんが居ます。
CEWのような中小企業は、社内の雰囲気や仕事内容に関する情報が少なく、具体的にイメージし辛い部分もあると思います。
そこで、CEWがどんな企業なのかを更に知って頂く事で皆様により信頼・安心頂けるように、
HPやSNSを更新しています。アナリティクスの確認や投稿ネタ探しをしながら試行錯誤中ですが、
まだまだCEW、そしてちゅうでんちゃんの知名度を上げたいので、現在も委員会内で色々な企画が進行中です。
今後も様々なコンテンツを積極的に発信していきます。
皆様に動画や投稿をご覧頂けていることが励みになっていますので、是非YouTubeやFacebook、X(旧Twitter)を
覗いてみてください。CEWの製品やイベント情報を知って頂けると共に、どんな社員が働いているのかを
垣間見る事ができますよ。
標準化委員会について
ここからは標準化委員会を紹介致します。
標準化委員会は、設計・製作等の効率改善を推進する委員会です。ハードウェア・ソフトウェア両方の視点から
社内の意見をもとに改善を進めます。それ以外にも近年は、これまで紙媒体で作成・共有していた受注書や
出張報告書等の電子化や、社内における計測機使用状況の見える化などを実施しました。
このような標準化委員会の活躍により、社内DXも大幅に推進されました。
これらの活動内容を具体的に見て行きましょう。
・受注書・出張報告書の電子化
CEWでは、受注書や出張報告書等、社内で作成・共有する書類をより効率的に提出・閲覧できるように電子化を行いました。
例えば受注書の場合、従来は注文を頂いたのちに発行され、紙で技術者、アシスタントなど関係者全員に回覧し承認等の手続きを進めていました。しかし、関係者が出張等で不在の場合はフローが停止してしまいますし、紙を回覧する手間もかかります。
そこで、受注書業務の関係者で打合せを重ね、CEWで全社的に使用しているMicrosoft Teams上でフローが完了するように標準化委員会で改善を実施しました。
今回はローコード開発ツールであるPower Automateを使用する事で、書類発行から承認までの一連の流れを自動化・電子化しました。現在はまず責任者へ承認依頼が届き、その後Excelで工数を入力・承認を行う流れに変わったので、わざわざ紙を手渡しする手間や紛失の懸念も解消され、さらに離れていてもオンラインで閲覧・承認まで可能になりました。
・開発・設計・製作業務の改善
CEWはカスタムメイドの特殊な検査装置や計測システムをハードウェア・ソフトウェア一貫して製作できるプロフェッショナルです。お客様のニーズにより、従来の製品に仕様を加えるほか、新たに開発を行う案件も多くいただきます。
そのような中で、より効率的に業務を進める事ができるように、標準化委員会では部署を問わず少しずつノウハウの蓄積・共有や業務改善も目指しています。
例えば新規案件でも、別の担当者が以前同じ計測器を扱った実績があり、ノウハウや当時使用したプログラムを
持っている場合があります。もし計測器の担当実績の記録があれば、当時の担当者からすぐに
貰い受ける事ができます。そこで、標準化委員会では各案件担当の実績等を蓄積するため、
誰がどのような計測器を扱った実績があるかを簡単に記録・社内で共有する事を検討しています。
このように、標準化委員会では限られた人的リソースで最大限の効果が得られるように、社内の意見をしっかりと
ヒアリングした上で様々な改善を行っています。今までのやり方を変える作業は当然、長年綿々と
継続してきたフローであればあるほど、いざ手を付けるとなるとなかなか時間も手間もかかる作業です。
ですがその分、会社全体にとって有益かつ重要な改革となっています。
おわりに
以上のように、現状の課題に対してソリューションを考え、より効率的・効果的な運用を目指す事は
CEWの得意技です。普段の業務から委員会活動まで、若手でも自由に発言の場があり、
プロジェクトの進行に携わる事のできる雰囲気があるからこそできる事ではないか、と自負しています。
CEWでは一品一様、カスタムメイドでお悩みを解決しますので、是非お気軽にお問合せ頂ければ幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
次回以降もCEWの委員会にまつわる取り組みについてご紹介しますので、是非お楽しみに!