今年で6年目となる小学生見学会をオンラインで開催しました!
9月17日(金)、大阪市立榎並小学校の3年生2クラスを対象に会社見学会を実施しました。
昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインでの開催となりました。
この取り組みは「お父さんやお母さんなど皆の身近な人が普段働いている”中小企業の魅力”を生徒に知ってほしい」という社長の思いから、5年前より実施しております。今年度も新入社員5名が主体となり、オンラインであっても楽しんでもらえるプログラムになるよう尽力しました。
今年度は「ものづくり」をテーマとしました。ものづくりに携わる人やその仕事の様子、作った製品、ものづくりの際に気を付けている事などを紹介しました。当日は以下の3つのプログラム①社内のライブ見学・②会社説明プレゼンテーション・③LEGO MINDSTORMSのプログラミング体験で進行しました。
①の社内見学では、臨場感のある見学にする為にライブで社内を撮影・配信を行いました。途中、製品のデモンストレーションも行い、自社製品である 「SmartEdge 大型寸法自動測定装置※1」や、「ポータブル遠隔監視システム「SmartAlert」※2」を紹介、また、AIを使用して文房具や携帯などを識別する様子も紹介しました。
「SmartAlert」は遠隔監視・操作が出来る製品ですので、オンライン開催の形式を生かして実際に小学校からクラウドに接続し、弊社に設置したランプを遠隔で操作する体験をしてもらいました。これには小学生の皆様も驚いていて、楽しそうな反応を返してくれたので、世の中に変革を起こしつつあるDXの一例を実感してもらう事ができたのではないかと思っております。
次に②の会社説明プレゼンテーションでは、製品が出来るまでの過程を説明したうえで、「考える力」「海外への興味関心」「チャレンジ」などの大切さをお伝えしました。クイズを出題したところ、常識に囚われないユニークな発想で、積極的に発表をしてくれました。回答はどれも大人の私達では思いつかない素晴らしいもので、将来、私たちの生活を大きく変えてくれるような希望を感じました。
最後に③LEGO体験では、日本NIが開発したLEGO MINDSTORMSを使用し、「プログラミングの難しさ、楽しさ」について学んでもらいました。小学生の皆様にはチームに分かれてチームの中で協力してLEGOのプログラミングに関する問題を解いてもらいました。ここでも積極的に回答してもらい、こちらが想定していた選択肢に留まらない、自由なプログラミングの意見を出してくれました。その意見に合わせて、実際に正しく動くかどうかを試した際には正解でも不正解でも、最後まで集中して聴いてくれていました。
この見学会では、準備期間から開催当日まで、私たち新入社員にとっても大変貴重な機会となりました。
どうすれば楽しんで貰えるか・分かりやすく伝えられるか試行錯誤し、大変な事もありましたが、積極的に挙手して発表してもらったり、様々なご質問をぶつけてもらったり、歓声や笑顔をもらえた事で、終了後には新入社員一同、嬉しい想いでいっぱいになりました。
今後も、この見学会で得た経験を業務に活かし、世の中にないものづくりを続けて参ります。
小学生の皆様には、今回の体験を通じて大切に思ったことを是非忘れずに心に留めてもらい、大人になった時に職業選択の良いヒントとなる事を祈っております。
※1:SmartEdge 大型寸法自動測定装置の製品情報ページに遷移します
「 https://www.e-cew.co.jp/product/smartedge/ 」
※2:ポータブル遠隔監視システム「SmartAlert」の製品情報ページに遷移します
「 https://www.e-cew.co.jp/products/smartalert/ 」